冠動脈CTスキャンで心臓を

冠動脈CTの“CT”は、Computed Tomography(シーティースキャン)の略です。
冠動脈とは心臓の筋肉に血液を送っている動脈のことで、冠をかぶったような形で心臓のまわりをおおっているので、冠動脈と呼ばれています。
血管が動脈硬化によって狭くなってしまう病気を狭心症、さらに、血管がつまってしまう病気を心筋梗塞といいます。
冠動脈をシーティースキャンすることで、狭心症や心筋梗塞を予防することができるそうです。
とくに、血縁者に狭心症や心筋梗塞を患ったことのある方がいらっしゃる場合や、タバコを吸っている人、暴飲暴食などが続いている人なども冠動脈CT検査を受けておいたほうがいいかもしれません。
冠動脈CT検査は、CT装置を導入している病院で受けることができます。
冠動脈CTでは「マルチスライスCT」というCTスキャンを使って心臓を撮影し、コンピューターにかけて冠動脈部分の画像を映し出します。冠動脈CTの画像を見ましたが、断面がはっきりと映っており、血管内の石灰化の様子が確認できます。
ちなみに、冠動脈を拡張させるために、舌にニトログリセリンを噴霧するそうですが、ニトログリセリン?!
ニトログリセリンは爆薬というイメージですけど、狭心症の治療薬としても用いられるそうですよ。

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冠動脈CT検査で造影が

冠動脈CT検査は、造影剤を腕の静脈から入れて冠動脈を撮影するだけの簡単な方法なので、検査時間も約15分程度ですみます。
冠動脈CTにかかる前の注意点としましては、アレルギーをお持ちの人、不整脈がある人、腎機能の悪い人などは検査できない場合がありますから、事前にお医者さんに確認してみてください。
今、日本は医師不足が深刻ですが、CT検査の技術開発はたいへん進んでいて、日本が保有する医療機器に関しては世界の中でもトップクラスとの報告があります。
心臓は休みなく動き続けているため、CTが苦手とする臓器らしいんですけど、最近の冠動脈CTは、断面を映し出すだけでなく、動き続ける心臓の3次元映像をアニメーションや図で表示することも可能なほど、高性能なものが開発されています。
しかし、いくら性能の高い冠動脈CTで病巣が発見される技術が上がったとしても、それを除去する医師が足りなければ宝の持ちぐされです。
テクノロジーの進歩に人が追いつかない・・・冠動脈CTのすばらしい画像には感動しましたが、ちょっと不安になりました。