日本クーラカンリ登山隊 ブログ

日本クーラカンリ登山隊をご存知でしょうか。
クーラカンリとは中国チベット自治区のブータン国境近くにあるチベット「4大神山」の一つとして知られている、東経90度10分・北緯28度2分に位置している山の名前です。
チベット語では「天帝の峰・聖なる山」という意味を持っているようで、主峰(7,538m)中央峰(7,418m)東峰(7,381m)の三峰からなる山で、北側と南側の面は、急峻な岸壁を持っている独立峰のようです。
日本クーラカンリ登山隊は、このチベットにあるクーラカンリで登山を行っている登山家の集まりのようです。
クーラカンリは近年になるまで、その山容を海外の登山家にも知られることがなかったとされている秘境の山で、荒涼としたチベットの大平原にひときわ高くそびえ立つその姿は、登山家にとっては登頂を成し遂げたいと思わせる魅力的な山でもあるようです。

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日本クーラカンリ登山隊2008 中村進

しかし2008年10月、この日本クーラカンリ登山隊についての訃報が飛び込みました。
クーラカンリ縦走に挑んでいた、7人構成の日本クーラカンリ登山隊2008のうち3人の隊員が、雪崩に巻き込まれ亡くなったと言う事故です。
亡くなったのは、日本クーラカンリ登山隊の隊長・加藤さん(32歳)と同隊員のカメラマン・中村進さん(62歳)そして同じく隊員の有村さん(27歳)。
日本クーラカンリ登山隊2008の3人は、標高5900メートル地点の1号キャンプから、標高6300メートル地点へと向かう途中で雪崩に遭遇し巻き込まれたとみられているそうです。
亡くなった日本クーラカンリ登山隊の3人は、他の隊員より先行して登っていたようですが、その連絡が途絶え遭難したために他の隊員が捜索続けていたところ、6000メートル付近で雪に埋まった状態で死亡している3人を発見したと伝えられているようです。 亡くなった3人はいづれも登山家としては名の知れた存在で、隊長の加藤さんは明治大学山岳部の出身で、その人柄の良さからガイド役としてもとても人気が高く、エベレスト登頂に関しては無酸素での登頂に成功しているようです。
カメラマンとして同行していた中村進さんは、エベレスト・南極・北極の三極点に日本人としては初めて到達した人物で、エベレスト山頂からは史上初となる生中継を行った人物です。
もう一人の隊員であった有村さんは、早稲田大学山岳部の出身。いづれも雪山には慣れている隊員の悲しい知らせに、ショックを隠せないでいる。